一ノ瀬美空がサンライズ出雲で出雲大社に行ってみた

【サンライズ出雲】一ノ瀬が日本唯一の寝台特急で出雲大社にいってみた!【電車】【旅行】

出演者

一ノ瀬美空

サンライズ出雲

サンライズ出雲は、日本で唯一の定期運行されている寝台特急列車で、東京と島根県出雲市を結ぶ人気の夜行列車です。

概要

運行区間: 東京駅 出雲市駅
運行会社: JR東日本、JR西日本、JR四国(一部区間)
使用車両: 285系電車(7両編成または14両編成)
運行開始: 1998年7月10日
運行頻度: 毎日1往復(繁忙期には臨時便も)
所要時間: 約12時間(東京発21:58→出雲市着翌日9:58、出雲市発18:55→東京着翌日7:08 ※2023年時点のダイヤ)
特徴: 日本最後の定期寝台特急として、観光やビジネス利用だけでなく、鉄道ファンにも愛されています。快適な個室やノビノビ座席など、多様なニーズに応じた設備が魅力。

車両と設備

サンライズ出雲は、快適性とプライバシーを重視した設計が特徴です。主な設備は以下の通り

個室寝台

シングルデラックス: 最上級の個室。シングルベッド、洗面台、デスク、テレビ付き。
シングル: 標準的な1人用個室。コンパクトながら快適。
ソロ: さらにコンパクトな1人用個室。リーズナブル。
シングルツイン: 1~2人用で、補助ベッド付き。
ノビノビ座席: 寝台料金不要のカーペット敷き座席。横になれるスペースで、リーズナブルな選択肢。

共用設備

シャワールーム(有料、要予約)
ラウンジスペース(自由に利用可能)
トイレ、洗面所(清潔で使いやすい)
その他: 車内販売はなく、自動販売機も限定的。乗車前に食事を用意することをおすすめ。

予約と料金

予約方法: JRの主要駅のみどりの窓口、えきねっと(オンライン)、旅行代理店などで購入可能。人気列車のため、早めの予約が必須(特に繁忙期)。
料金例(2023年時点、片道):
運賃: 約12,210円(東京~出雲市)
特急料金: 約3,300円
寝台料金: ノビノビ座席は無料、ソロ約7,700円、シングル約9,600円、シングルデラックス約14,600円
総額例: ノビノビ座席なら約15,510円、シングルなら約25,110円。
割引: えきねっとトクだ値などの割引を活用するとお得に。

魅力と利用シーン

観光目的: 出雲大社参拝や島根・鳥取の観光に最適。夜行便なので時間を有効活用できる。
鉄道ファン: 寝台列車の雰囲気を楽しむ貴重な機会。レトロモダンなデザインが人気。
ビジネスや帰省: 個室のプライバシー重視で、快適に移動可能。
注意点: 列車は途中でサンライズ瀬戸(高松行き)と連結・切り離しを行う(岡山駅)。乗車時の車両番号を要確認。

旅のポイント

出雲市到着後は、出雲大社へのアクセスが簡単(後述)。
車窓からは富士山(早朝)、伯耆大山(出雲行きの場合)などの絶景が楽しめる。
乗車前に東京駅や出雲市駅で地元の弁当(例: 出雲の「縁結び弁当」)を購入すると旅がさらに楽しく。

出雲大社

出雲大社は、島根県出雲市に位置する日本最古の神社の一つで、縁結びの神様として全国的に有名です。以下に詳細を解説します。

概要

正式名称: 出雲大社(いずもおおやしろ、いずもたいしゃ)
所在地: 島根県出雲市大社町杵築東195
主祭神: 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
創建: 日本神話に基づき、古代から存在。『日本書紀』や『古事記』に記載。
特徴: 日本最大級の大しめ縄(本殿裏の神楽殿にある)、独特の参拝作法(二拝四拍手一拝)、縁結びの聖地としての人気。

歴史と文化的意義

出雲大社は、日本神話で大国主大神が国造りを行った舞台として知られ、「出雲国風土記」にその起源が記されています。

神在月(かみありづき): 旧暦10月(現在の11月頃)、全国の神々が集まる「神在祭」が行われる。この時期、島根以外では「神無月」と呼ばれる。

式年遷宮: 約60年ごとに本殿を建て替える大事業。直近では2013年に完了。

縁結び: 大国主大神は恋愛だけでなく、人間関係、仕事、家庭などあらゆる「縁」を結ぶ神として信仰される。

境内と見どころ

出雲大社の境内は広大で、複数の社殿や見どころがあります。
本殿: 国宝。大国主大神を祀る。現在の本殿は1744年建立。高さ約24m(古代は48mとも)。
神楽殿: 日本最大の大しめ縄(長さ13.5m、重さ5.2トン)がシンボル。結婚式も行われる。
銅鳥居: 参道入口の鳥居。1915年建立。
素鵞社(そがのやしろ): 本殿裏にあり、スサノオノミコトを祀る。パワースポットとして人気。
ムスビの御神像: 縁結びを象徴する大国主大神の像。
宝物殿: 出雲大社の歴史や宝物を展示(有料)。

参拝方法

参拝作法: 通常の神社(二拝二拍手一拝)とは異なり、二拝四拍手一拝が正式。
参拝ルート:
勢溜(せいだまり)の鳥居から参道を進む。
祓社で身を清める。
拝殿で参拝後、本殿へ。
素鵞社や他の摂社・末社を巡る。
お守り・お札: 縁結びのお守りや「縁結びの糸」が人気。
参拝時間: 6:00~18:00(季節により変動)。早朝参拝がおすすめ。

周辺観光

稲佐の浜: 出雲大社から車で5分。国譲り神話の舞台で、夕陽が美しい。10月の神迎祭の場所。
島根県立古代出雲歴史博物館: 出雲大社の歴史や出雲の古代文化を学べる。徒歩圏内。
出雲そば: 地元の名物。わんこそば風の「割子そば」が人気(例: 八雲本店、かねや)。
日御碕神社: 車で約15分。日本海を見下ろす絶景の神社。

アクセス

サンライズ出雲との接続:
出雲市駅から出雲大社までは、バス(一畑バス「出雲大社行き」、約25分、片道約500円)またはタクシー(約15分、約2,000円)。

電車利用の場合、出雲市駅から一畑電車「川跡駅」で乗り換え、「出雲大社前駅」下車(約30分、片道約500円)。

車: 山陰道「出雲IC」から約15分。駐車場あり(無料)。

飛行機: 出雲縁結び空港からバスで出雲市駅へ(約30分)、そこからバスで出雲大社へ。

イベント

神在祭: 旧暦10月(11月頃)。神々が集まる神事。厳かな雰囲気が魅力。
大祭礼: 5月14~16日。出雲大社の年間最大の祭事。
縁結び祈祷祭: 随時開催。恋愛や人間関係の祈祷を希望する参拝者に人気。

サンライズ出雲と出雲大社の関連性

サンライズ出雲は、出雲大社参拝を目的とする旅行者に最適な交通手段です。以下のような理由で相性が良いです:
時間の有効活用: 夜行便なので、昼間に出雲大社や周辺観光を楽しめる。

縁結びの旅: 出雲大社の「縁結び」のテーマに合わせ、サンライズ出雲でのロマンチックな夜行列車旅は特別な思い出に。

観光ルート: 出雲市駅到着後、すぐにバスや電車で出雲大社へアクセス可能。周辺の稲佐の浜や博物館も効率的に巡れる。

人気の組み合わせ: 特に神在月や紅葉シーズン(10~11月)、初詣時期(1月)に予約が集中。早めの計画が重要。

おすすめの旅行プラン例

1泊2日(サンライズ出雲利用)
1日目:
21:58 東京駅発(サンライズ出雲、シングル個室予約)

車内で夕食(事前に購入した駅弁)、シャワールーム利用。

2日目:
9:58 出雲市駅着。
10:30 一畑バスで出雲大社へ移動。
11:00~13:00 出雲大社参拝(本殿、神楽殿、素鵞社)。
13:30 出雲そばで昼食(例: かねや)。
14:30~16:00 稲佐の浜散策、古代出雲歴史博物館見学。
17:00 出雲市駅へ戻り、土産購入。
18:55 出雲市駅発(サンライズ出雲)。
翌朝7:08 東京駅着。
オプション:
連休を利用して松江(松江城、宍道湖)や鳥取(鳥取砂丘)を追加。
神在月や大祭礼に合わせて訪問すると、より特別な体験に。

注意点とアドバイス

サンライズ出雲

繁忙期(GW、夏休み、年末年始、神在月)は即完売。乗車1か月前の10時に予約開始。
個室はプライバシーが高いが、ノビノビ座席はカーテンのみで音が気になる場合も。
電源は個室にあり。ノビノビ座席では共用スペースで充電可能。

出雲大社

参拝はスニーカーなど歩きやすい靴で。境内は砂利道が多い。
神在月は混雑するが、早朝なら比較的空いている。
お守りや絵馬は自分用だけでなく、プレゼントにも喜ばれる。