格安simの選び方
simとは
スマホに装着されているICカードの事をsimと言いますがsimのサイズにはnanoSIM(ナノシム)、microSIM(マイクロシム)、標準SIMと3種類のタイプがあり、スマホによってサイズが違いますので購入する時はどのタイプのsimなのかを確認しておく必要がありますが現在販売されているほとんどのsimのサイズはnanoSIMです。
格安sim
大手キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)に比べて安いと言われている格安SIMですがこの格安simとはMVNOの事を指しておりMVNOとは大手キャリアから回線を借りて運営している事業者なのでコストを安く抑えてサービスが提供できる仕組みになっています。
MVNOと呼ばれている事業者にはmineo、IIJmio、OCNモバイルONEなどがあげられます
格安sim料金比較
料金の比較は1ケ月の最安プランでの比較となっており、プランによってデータ容量も各社によって違ってきますのであくまでも目安として見て頂ければと思います
データ専用 | データ+SMS | 音声通話付き | 容量 | |
mineo | 700円 | 820円 | 1310円 | 0.5G |
OCN モバイル ONE | 900円 | 1020円 | 1600円 | ※ |
UQモバイル | 980円 | 1980円 | 3G | |
LINEモバイル | 500円 | 620円 | 1200円 | 1G |
楽天モバイル | 900円 | 1020円 | 1250円 | 3.1G |
IIJmio | 900円 | 1040円 | 1600円 | 3G |
BIGLOBEモバイル | 900円 | 1020円 | 1600円 | 3G |
Y!mobile | 2680円 | 3G |
※OCN モバイル ONEのデータ量は1日に110MB(110×30=3.3G)
大手キャリア料金比較
大手キャリアの2019年10月時点での1ヶ月の最安プランでの月額の料金比較です
データ | 音声通話 | 合計 | 容量 | |
DOCOMO | 3150円 | 700円 | 3850円 | 1G |
softbank | 3980円 | 500円 | 4480円 | 1G |
au | 3150円 | 700円 | 3850円 | 1G |
※音声通話プランは各社とも5分間無料通話オプションを選択
※ドコモのプランはギガライトでデータ容量は1Gを超えると3G:4150円、5G:5150円、7G:6150円となります
※ソフトバンクのプランはミニモンスタープランでデータ容量は1Gを超えると2G:5980円、5G:7480円、50G:8480円となります
※auは新auピタットプランNで5分間無料通話オプションを選択、データ容量は1Gを超えると4G:4650円、7G:6150円となります
結局どのSIMを選べば良いのか?
上記の表からもわかるように格安SIMは各社ともそれほど月額料金での違いはありませんが、新しい料金体系になった大手キャリアと比べると依然として価格差はありますので格安simなら料金は安いと言う前提にも変わりありませんのでオプションやサービス内容を重視して好きなものを選べば良いと思います
ただし、大手キャリアの無制限かけ放題を提供している格安simはほとんどありませんので音声通話を無制限で利用したい方は大手キャリアの方が良いと思います
mineo(マイネオ)
mineo
調査会社のアンケートなどで顧客満足度1位に良く選ばれていますがmineoが実施している満足度のアンケートでも8割以上の方が現在も満足して利用してます
余ったデータは翌月に繰り越すことや家族や友達、mineoユーザー同士で分ける事もできます
OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONE
マーケティングリサーチ会社MMD研究所の「2019年9月格安SIMサービスの満足度調査」の総合満足度では3位に選ばれており、利用している人は楽天、IIJmioに次いでシャア数も3位となっており光回線のプロバイダーとしてOCNは馴染もありますので人気があります。
また、光回線でocnを利用している人は200円の割引サービスを受ける事ができ、全国にある約86,000カ所のWi-Fiスポットが利用可能でOCNでんわアプリを利用すれば通話料金が半額になります
格安SIMのユーザー満足度ランキング、3位OCNモバイルONE、2位IIJmio、1位は? https://t.co/Tjr6zgSBlq
— DIME編集部 (@DIME_HACKS) 2019年10月12日
UQモバイル
UQモバイル
マーケティングリサーチ会社MMD研究所の「2019年9月格安SIMサービスの満足度調査」でのデータ通信品質、安定性では1位に選ばれており通信速度を重視する人にUQモバイルは人気があります。
国内通話10分間は無料のかけ放題プランも用意しており、家族割りもありますので2台目以降の料金は安くなります。
利用したい方は15日間無料で試す事ができますので通信速度も実際に体感する事ができます
LINEモバイル
LINEモバイル
LINEアプリでお馴染みのLINEモバイルですが大手キャリアからsimに乗り代える時に一つのネックとしてあげられるのがフリーsimのほとんどがLINEを利用する際に年齢確認ができませんのでLINEの機能の一つであるID検索ができません。
ID検索を利用しない人には何の問題も無いのですが利用する人はLINEモバイルなら年齢確認ができますのでどうしてもID検索を利用したい人はLINEモバイルもしくはY!mobileが無難な選択となります。
特典としてLINEの通信量は無料で音声通話SIMの利用なら5000ポイントのLINEポイントが貰えます
楽天モバイル
楽天モバイル
フリーsimでは利用者が一番多い楽天モバイルですが2019年10月より10分かけ放題のスーパーホーダイプラン(2G:2980円)を提供しており、楽天会員なら1年間は1500円の割引(2G:1480円)、ダイヤモンド会員ならさらに500円割引が適用されます。
音声通話付のフリーSIMのほとんどは最低利用期間がありますが楽天のスーパーホーダイプランは、最低利用期間も契約解除料もありませんので気軽に試す事ができます
IIJmio(アイアイジェイミオ)
IIJmio(アイアイジェイミオ)
IIJmioは常に顧客満足度上位にあげられるSIMで「2019年9月格安SIMサービスの満足度調査」の総合満足度では2位に選ばれており、利用している人も楽天に次いで多くシェア数は2位を維持しています。
ファミリーシェアプランでは最大で5人までデータを共有でき、みおふぉんダイヤルを使えば通話料が半額になります。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイル
「2019年9月格安SIMサービスの満足度調査」でのデータ通信品質、安定性では2位に選ばれているBIGLOBEモバイルですが他社から乗り換えた人は通信速度が速くなったと感じる人が多いSIMです。
音声通話の3GB以上のプランを選択した場合、初期費用無料、エンタメフリー・オプションの6ヶ月無料キャンペーン中です。
エンタメフリー・オプションとは通信量が多くなりがちなYouTube、AbemaTVなどの動画配信、Apple Musicなどの音楽配信サイトの通信量を気にせず利用できるプランでこれらのサービスを良く利用する人にとっては魅力的なプランとなっています
Y!mobile(ワイモバイル)
Y!mobile
ソフトバンクが運営するワイモバイルですがLINEを利用する際に年齢確認ができるSIMで、新プランのスマホベーシックプランは10分以内の国内通話は何回かけても無料です
現在「新規割」のキャンペーン中で6ヶ月間は700円の割引を受けることができ、新プランは2年しばりも契約解除料もなくなりましたので以前と比べて利用しやすくなっています